野村ピアノ教室には、これまでにプロ・専門家になった生徒さんも多くおられます。
が、だからといってプロを養成することを主体としているわけではありません。
専門家、プロになられた生徒さんは、音楽を学ぶ楽しさの中から、より技術や知識を深めたいと自然な流れで考えられ、進まれた方々です。
プロになるための教育も、音楽を親しむ趣味としての教育も、初期の指導に違いはありません。
むしろ、初期段階で、様々な可能性を持つお子様に、将来、自分の気持ちで何かを選べるようになった時、どのような可能性にも対応できる適切な教育を行っているのが、野村ピアノ教室です。
趣味 大学生Aさん
私は幼少の頃から野村ピアノ教室に通っています。始めは指慣らしの曲から徐々に聞いたことのある曲、さらには先生が私の性格や好みを分かって下さり、それに合わせて練習する曲を選んで下さいます。
ですので、特に苦手意識を持ったことがなく、次の曲は何だろうと、わくわくしながら毎回楽しんでレッスンを受けています。
曲が完成する達成感を是非、皆さんにも味わってもらいたいです。
趣味 大学生Yさん
5歳の頃から野村ピアノ教室に通っています。最近では、ショパンの「革命」、ドビュッシーなど、弾けるようになって、子どもの頃憧れていた曲にもチャレンジできるようになったことをうれしく思っています。
練習が思うようにできない時期もありましたが、少しずつ積み重ねたこと、きっと先生が基礎を丁寧に教えてくださったことが今につながっているのだと思います。
これからも少しずつ上達したいです。
趣味大学院生Hさん
私が野村ピアノ教室に通い始めたのは、もう15年前くらいのことです。
現在は音楽とは違った専門領域について大学院で学びながら、野村ピアノ教室に通っています。
そのため、昔と比べると練習する時間を確保することが難しいこともありますが、それだけに教室でピアノを弾き、指導していただけるひと時がとても大切なものになっています。
年齢を重ねていくにつれ、自然とその曲に込められた物語や、複雑な情緒に耳を傾けるようになり、一つの曲をじっくり厚みのもったものとして向き合うことができるようになりました。
最近ではより現代的な曲にもチャレンジしています。
特に印象に残っているのは、ヒナステラのアルゼンチン舞曲集で、これらの曲には一見不協和音かと思ってしまうような音もあり、以前であったら、曲を理解すること自体が難しかったと思いますが、レッスンを重ねるにつれて、その音々が一つの流れの中にあると感じることができるようになりました。
これからもどのような音や曲に出会うことができるか楽しみです。
つぼみ会ピアノ教室 石津真依先生
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒、現在つぼみ会新石川教室講師 他、ピアニストとして多数のコンサートに出演。
私が野村ピアノ教室に入会したのは、今からかれこれ約16年前、関西から横浜に越してきたばかりで、友達を作るよりもまずはピアノ教室探し。
4歳から趣味で始めたピアノが何よりも楽しくて、これから新しく出会う先生に不安と期待でいっぱいでした。野村先生に出会ったのはちょうどこの頃。
これまでに練習していた楽曲3曲ほどを先生の前で演奏しました。確かツェルニー練習曲、バッハ、ソナチネだったと思います。
子供ながらとても緊張していたのですが、用意した曲を最後まで熱心に聴いていただき、その後率直に私の演奏についてのアドバイス、またこれからのピアノ練習のプランを丁寧にご説明戴きました。
それから野村先生にご指導いただくようになりました。
個人指導だったので教室に通う皆さんの輪に溶け込めるかとても心配でしたが、クリスマス会や発表会、そしてソルフェージュのグループに参加させていただいたお陰で徐々に友人もでき、
それからの私の生活はピアノが柱となり、先生の厳しくも暖かいご指導の下、音楽高校受験までたどり着けました。その後も桐朋学園大に進むことが出来、現在はいろいろな場面で演奏活動をしていますが、
今でも課題は尽きることなく、それでもピアノに向かえるのは当時の野村先生のご指導が精神的にも強い支えとなっているからだと思います。
今では指導者の立場でもあり、当時のレッスンを参考にさせていただいてることも多々あります。
ピアノがきっかけで拓けた世界は生活に欠かせないものとなりました。先生、心から感謝しております。